こんにちは、よしおです!
お恥ずかしながら、すでにスタートしているインボイス制度について、スタート後の今になってようやく学び始めました(マジで、お恥ずかしい)
もしかしたら、僕と同じように「あとで勉強しよう」と言って、実はまだよくわかっていない方もいらっしゃるかもしれないので、僕なりに分かりやすく解説したいと思います。
僕は専門家ではありません。あくまで独学で学んで僕の理解でシェアします。
しかし、内容は合っていると思うし、素人の文章だからこそ専門用語とかがなくて、伝わりやすいと思います。
■ そもそもインボイスとは?
そもそもインボイスとは、請求書のフォーマットが専用のものになったり、個別の番号が割り当てられる制度って感じです。
「え、なに、それだけのことなの?なんかイメージと違う」
と、思うかもですが、本来はそれだけの事なのです。
後ほど解説しますが、インボイスがややこしくなったり炎上気味になっている要因は「免税」というシステムです。
「免税」がなければ、ただ番号が振られて請求書のフォーマットが統一されるだけ、という感じです。
それでは、詳しく解説していきます。
※ちなみに、今回だけで全て解説するとボリューミーなので、ちょっとだけ分けて連載形式にします🙇
■ まずは消費税をおさらい
インボイスを解説する上で定番のパターンですが、まずは事業にとっての消費税の考え方を簡単におさらいします。
事業では何かを仕入れて何かを売って、差分の利益を得る、というスタイルです。
たとえば、あなたが物を仕入れて、その物を販売する事業をやってるとします。
物を仕入れた時には当然ながら消費税がかかります。500円の物を仕入れたら50円の消費税がかかり、550円を払って買いますね。
で、それを1,000円で売ったとしたら、お客さんからは100円の消費税も預かるので、1100円を受け取ります。普通ですね。
・仕入れた時、「500円+消費税50円」を払った
・販売した時、「1000円+消費税100円」を受け取った
■ 消費税は国におさめる
消費税は税金なので、最終的に国におさめます。
ですので、売り上げた時に預かった100円の消費税は、国に収めなければいかんということですね。
ここで、あなたはこんなことが気になるわけです。
「え、ちょ、俺、仕入れたときに50円の消費税はらってるんだけど」
おっしゃるとおりで、これは二重払いになるので差し引くことができるわけです。
ということで、あなたとしては、
・お客さんから預かっていた100円の消費税を国に収める
・しかし、すでに仕入れた時に50円の消費税を払った
↓ だから
【その差の、50円(100円ー50円)だけを国に収めればOK】
といった感じになります。
ここまで、よろしいでしょうか?
■ ここいらで、インボイス制度のお話に触れていきます
先ほど解説した「すでに払った消費税50円は差し引けるよー(仕入税額控除)」って部分に関して、インボイス制度が始まった今は、以下のような感じになっちゃいます。
インボイスに登録してる人に払った消費税じゃないと、差し引けませーん🙅♀️
つまり先ほどの例でいうと、最初に500円の物を仕入れた(購入した)わけですが、
その仕入れ先=消費税50円を渡した相手が「インボイスに登録してる人」じゃないと、あなたが消費税50円を払ったことを認めてもらえないってことです。
「えーーーー」って感じですよね
ということで、ここまでが消費税に関する基礎的なおさらいと、インボイスによって変わることの基本的なお話でした。
素人が学習した素人の文章ですが、伝わっていたら嬉しいです!!!🙏
では、少しずつ確信部分に触れていいきたいと思います!
■ ここで登場して頂きます!本丸の「免税様」です
僕も含め、該当するフリーランスの方は多いと思うのですが、「免税」は以下のようなシステムです。
年間の売上が1,000万円以下なら消費税を国に収めなくていいぜー!もち、合法だよー!🎉
※厳密には、前々年度の売上が1,000万円以下だとその年の売上は免税となります。
おお、なんと。
とうことは、お客様から消費税を受け取っているにもかかわらず、それを自分の財布に入れちゃえるってことです。
「え、、、い、、いいんですか💦」って感じですが、合法です(もちろん僕もやってます)
免税ウェーイ!って感じだと思いますが、インボイスが始まるとそうとも言えなくなってくるのです。
それではちょっとずつ炎上の中に入っていきましょう。
■ 免税事業者のままではインボイスに登録できない
話しを少し振り返ります。
インボイスが始まると、
「インボイスの人から仕入れないと、消費税払ったことを認めないよー(=払った消費税を差し引け無いよ)」
というお話をしました。
そうなると、普通に考えて、
「じゃあ、インボイスの人から仕入れるようにしなきゃな」
ってなりますよね。
で、そういった方々は、我々フリーランスのクライアント企業様だったりするわけです。
ということは、これまた普通に考えて、
「我々免税フリーランスもインボイスに登録せねば」
ってなるわけですね。取引されなくなっちゃったら困っちゃいますもんね。
はい、ここで1つ問題が出てきちゃうわけです。
まあ考えてみたら当たりまえの事ではありますが。。。
「えーーーー、じゃあ我々のような免税フリーランスはインボイスに登録できんのか!」
と思っちゃうわけですが、いやいや登録できます。
登録できるのですが・・・
つまり、
我々免税フリーランスがインボイスに登録したら、売上が1,000万円以下でも消費税を払わなきゃだめよ
ってことになります。
これでギャーギャー騒がれて燃えてるわけですね。
登録しないと取引切られるかもしんないし、登録したら消費税払うようになるし、なんてことしてくれんだーーーわーーーー!
ってなってるんだと思います。あんまニュース見てないので実際わかりませんが笑。
■ とうことで、一旦まとめます。
・取引先が「インボイスの人」じゃないと、消費税を差し引きできない(=今までより多く払うことになる可能性)
・だから、「インボイスの人」と取引しようと考えるのが普通であろう。
・だから、我々免税フリーランスも「インボイスに登録しよう」って思う。
・しかし、インボイスに登録すると「免税様」を剥奪され、消費税を払うことになる。
ということで、我々免税フリーランスは、
・インボイスに登録して、安全・安心を手に入れるか?
・インボイスに登録せずに、消費税の出費を抑えるか?
この選択に迫られるわけですな。
疲れたので、いったん今回はこのへんで。
次回は、「炎上しちゃってるから、期間限定で緩和措置やるわ」の巻です。
実は緩和措置があるんです。
あと、取引を切られたり値下げを要求されたりした時に身を守る方法とかもあるので、その辺も書いてみたいと思います。
■さいご
今日は、インボイスとフリーランスの関係について、基本的な部分をお伝えしました。質問や意見があれば、コメントしてください。感想も頂けたら嬉しいです。
また、誤りや改善点なども指摘していただけると、学びになりますのでぜひお願いします。
やはり、ちゃんと理解して自分自身で判断することが大切かなと思います。
YouTubeなどでもさまざまな意見が出ていますが、流されずに自分で考えることが大切だと思います。
この記事が参考になれば幸いです🙏
———————
■以下、ぼくの宣伝
👇僕が出しているUdemy講座(以下のリンクで94%OFF 1,800円)
👇Brain(VSCode WordPressスニペット)
👇Youtube(メイン)
https://www.youtube.com/channel/UCHkDdG7sY3-VsIncLUlywxw
👇Youtube(サブ)
https://www.youtube.com/@yoshio_miscellaneous
👇ラジオ
👇note